samana hotel Yakushimaは口コミ評価の高いホテルですが、予約直前になると「海側ではなく山側でも景色を楽しめる?」「夕朝食がビュッフェで、この料金を払う価値はある?」「温泉に気になる点はない?」という疑問が残ります。
私は2026年7月末、記念日の屋久島旅行でsamana hotel Yakushimaの山側スタンダードツインに2人で1泊しました。夕朝食付きで支払った金額は49,000円です。
結論は9点/10点。山側でもモッチョム岳と海の景色を楽しめ、食事・温泉・客室を含めて2人5〜6万円ならもう一度泊まりたいホテルでした。
一方、食事そのものを旅行の最大の目的にして「ビュッフェではなくコース料理を楽しみたい」という人なら、別のホテルも比較する余地があります。


【写真:山側客室から見えたモッチョム岳と海】
30秒で分かる今回のひっかかり判定
| 項目 | 今回の判定 |
|---|---|
| 宿泊時期 | 2026年7月末 |
| 宿泊人数 | 2人・記念日旅行 |
| 部屋 | 山側スタンダードツイン |
| プラン | 夕朝食付き |
| 支払額 | 49,000円/2人 |
| 山側の景色 | モッチョム岳に加えて海も見えた |
| 食事 | 満足。特にライブキッチンが良かった |
| 朝食 | 夕食以上に満足 |
| 温泉 | 景観はかなり良い。湯温は私たちにはやや熱め |
| アクセス | 宮之浦港からレンタカーで約50分 |
| 最大の欠点 | 強いて挙げれば露天風呂の湯温 |
| 6万円なら泊まる? | 泊まる。評価は9点のまま |
| 再訪 | したい |
| 総合評価 | 9/10 |
samana hotel Yakushimaを選んでよい人・別の宿も比較したい人
今回の宿泊なら、次のような人はsamana hotel Yakushimaを選んでよいと思います。
- 屋久島では観光だけでなくホテル滞在も楽しみたい
- モッチョム岳や海など、屋久島らしい景観を重視する
- 海側客室に絶対こだわるわけではない
- 温泉・客室・食事のバランスを重視する
- 好きな料理を好きな量食べられるビュッフェが苦にならない
- 2人で5〜6万円程度なら、少し良いホテルにも泊まりたい
反対に、食事を旅の主役にして、一皿ずつ提供されるコース料理そのものを楽しみたい人は、samanaだけで決めずに別のホテルも比較した方がよいと思います。
私はsamanaの食事にはかなり満足しました。それでも次回屋久島へ行くなら、sankara hotel&spa 屋久島にも泊まってみたいです。
理由はsamanaへの不満ではありません。
私は旅行で「ご飯という体験」をかなり重視しています。samanaのビュッフェは十分おいしかった一方、次はオーベルジュのようなコース料理を中心とした宿泊も体験してみたいと思ったからです。
山側スタンダードツインでも景色で後悔しなかった
今回泊まったのは山側スタンダードツインです。
公式ではスタンダードツインは30㎡。海側と山側の両方が設定されています。現在の公式予約ページでも、山側スタンダードツインと海側スタンダードツインは別の部屋タイプとして販売されています。
実際に部屋へ入って最初に感じたのは、思っていたより広く、きれいだったことです。
2024年4月のsamana hotel Yakushimaへのリブランド時に、客室やレストラン、ラウンジを含む館内がリニューアルされています。そのため、「旧ホテル屋久島」時代の古い口コミを見る場合は、現在の客室と状態が異なる可能性があります。

【写真:山側スタンダードツインのベッド周り】
山側でもモッチョム岳だけではなく海も見えた
山側を予約するときに一番気になるのは、
「せっかく屋久島まで来たのに、海側にしなくて後悔しないか」
だと思います。
今回の部屋からは、目の前にモッチョム岳が見えました。
しかも山だけではありません。角度によっては海も一緒に見えます。
そのため私の場合は、「海側にしておけばよかった」という不満はありませんでした。
実際、2026年7月のじゃらんの口コミにも、海側との料金差を考えて山側を選び、モッチョム岳と一部の海の景観に満足したという宿泊者がいます。私の体験ともかなり近い内容でした。
ただし、私は海側には泊まっていません。
海側と山側を直接比較して「山側の方がよい」とまでは言えません。
海を真正面に眺めることを最優先するなら海側を選ぶ理由はあります。一方で、モッチョム岳を大きく見たい、少しでも海が見えれば十分という人なら、山側を理由に予約をためらう必要はないというのが今回の結論です。
食事はビュッフェでも満足できた?ライブキッチンが強い
私が予約前に気になり得ると思ったのが食事です。
2人で5〜6万円程度のホテルとなると、
「夕食がビュッフェで満足できるのか」
という点は気になるところです。
結論として、私は満足しました。
ただし、料理すべてに同じ印象を持ったわけではありません。
常に並んでいる料理も普通においしい。ただ、印象に残ったのは圧倒的にライブキッチンの料理でした。
公式でも夕食はビュッフェ形式で、シェフが目の前で仕上げるライブキッチンを設けています。料理はsankara hotel&spa 屋久島のエグゼクティブシェフが監修しています。
samana hotel Yakushima公式「料理・お酒」
夕食では寿司、和牛、骨付き肉などを食べました。
中でも骨付き肉がかなり好みで、何度もリピートしました。
キッチンスタッフの対応も優しく、料理を取りに行くこと自体が楽しかったです。

【写真:夕食で取ってきた料理のプレート】
私は夕食より朝食の方がさらに満足した
意外だったのは朝食です。
夕食も満足しましたが、私は朝食の方がさらに好きでした。
特においしかったのがケバブです。これも何度も食べました。
ほかにもフレンチトースト、自分で作れる海鮮丼、鶏飯のようにお茶漬けにして食べられるご飯などがありました。
海鮮丼や鶏飯はライブキッチンではありませんが、こちらは常設料理の中でも印象に残っています。

【写真:朝食で特に気に入ったケバブ】
ただし、ここで「samanaへ行けば必ずケバブや骨付き肉を食べられる」とは考えない方がよいです。
ホテルの公式ページで現在紹介されている料理と、私が2026年7月に実際に食べた料理にも違いがあります。
ビュッフェは時期によって内容が変わる前提で、特定の一品を目的にするより、その日に提供される出来たて料理を楽しむホテルと考えるのがよいと思います。
食事の写真はほかにも海鮮丼、鶏飯、ポーチドエッグ、寿司、和牛、骨付き肉などがありますが、この記事ではホテル全体の評価を中心にするため、料理の紹介はここまでにします。
露天風呂の景観は良かった。ただし私たちには少し熱め
宿泊して特に良かったものを挙げるなら、露天風呂は外せません。
公式では屋久島温泉はアルカリ性単純温泉でpH9.7。宿泊者は内湯と露天風呂を利用できます。
私たちは夜20時ごろと朝9時ごろに入りました。
景色はかなり良かったです。
屋久島まで来て、この景色を眺めながら温泉に入れること自体がホテルを選ぶ理由になると思いました。
一方で、私たちには湯温が少し高めでした。
入れないほどではありません。
「もう少しぬるければ、景色を見ながらもっと長く入っていたかった」という程度です。
同行者も同じ意見でした。
ただし、「samanaの露天風呂は熱い」と断定はできません。
同じ2026年7月に宿泊したじゃらんの口コミでは、反対に露天風呂を「ぬるめ」と感じたという投稿も確認できました。
時間帯、天候、その日の湯温などでも変わる可能性があります。
したがって今回の判定は、
口コミとして一律に「熱い」とは言えないが、私たちが夜と朝に入った際は少し熱めだった
とします。
アメニティポーチは宿泊後も使っている
客室についてもう一つ印象に残ったのが、アメニティポーチです。
宿泊時にもらったポーチは持ち帰ることができました。
そしてこれは「旅行中に便利だった」で終わらず、今でも実際に使っています。
旅行へ行くときに、歯ブラシなどの小物を入れるポーチとしてちょうどよく、今回の記事を書く時点でも現役です。
ホテルのアメニティは使って終わるものが多いため、宿泊後も使えるものが残ったのは個人的にはかなり良かった点です。

【写真:現在も旅行用として使っているアメニティポーチ】
宮之浦港からレンタカーで約50分|アクセスは近くない
ホテルへは宮之浦港からレンタカーで向かいました。
実際にかかった時間は約50分です。
公式サイトでは、ホテルまでの移動はレンタカーやタクシーを推奨しつつ、路線バスについても案内しています。宮之浦港からホテルまでのバスもあります。
私たちはレンタカーだったため、この50分を大きな欠点とは感じませんでした。
ただし、宮之浦港からすぐに到着できるホテルではありません。
レンタカーを使わず、路線バス中心で屋久島を回る予定なら、宿泊前に時刻表まで確認した方がよいでしょう。
一方、レンタカーで島内観光をする人なら、「ホテルまで50分」という数字だけで候補から外す必要はないと思います。
2人49,000円なら満足。6万円でも評価は9点
今回の宿泊料金は、山側スタンダードツイン・夕朝食付きで2人49,000円でした。
早い段階で予約したため、予約当時の90日前割が適用されています。
この49,000円ならかなり満足です。
では、割引がなく2人6万円程度だったらどうか。
それでも私の評価は9点/10点のままです。
客室が広くきれいに感じられたこと、山側でもモッチョム岳と海を楽しめたこと、景観の良い温泉、夕朝食まで含めれば、6万円程度でももう一度泊まりたいと思います。
私がsamanaを選んだ背景には、以前宿泊した奈良県桜井市のオーベルジュとのつながりを知ったこともありました。
また、屋久島旅行ではほかの旅程にもお金を使う予定だったため、sankara hotel&spa 屋久島なども候補にしながら、
「全部を宿泊費に振るわけではないが、そこそこ良いホテルには泊まりたい」
という条件でsamanaに落ち着きました。
結果として、この選択には満足しています。
ただ宿泊後、sankara hotel&spa 屋久島も同じグループに属し、samanaの料理監修にも関わっていることを知りました。
次回はsankaraにも泊まってみたいと思っています。
これはsamanaより上だと判断したわけではありません。まだ宿泊していないため比較はできません。
samanaでは景観・温泉・客室・ビュッフェをバランスよく楽しめた。次は料理そのものをより中心にした宿泊もしてみたい。
というのが正確なところです。
samana hotel Yakushimaにもう一度泊まる?最終評価は9点
私はもう一度泊まりたいです。
今回、「これは予約前に知っていたら選ばなかった」という欠点はありませんでした。
強いて挙げるなら、露天風呂の湯温が私たちには少し熱かったことくらいです。
それ以上に印象に残ったのは、
- 山側でもモッチョム岳と海の景色を楽しめた
- 客室が広く、きれいに感じた
- 露天風呂からの景観が良かった
- ライブキッチンの料理がおいしかった
- 朝食の満足度が特に高かった
- アメニティポーチを宿泊後も使えている
という点でした。
特に、「山側だと景色で後悔する?」「夕朝食がビュッフェなのに5〜6万円払ってよい?」と迷っているなら、今回の宿泊ではどちらも予約をやめる理由にはなりませんでした。
2人で5〜6万円程度で、屋久島らしい景観、温泉、きれいな客室、食事をバランスよく楽しみたいなら選んでよいホテルです。
一方、宿泊体験の中でコース料理を何より重視するなら、別の宿も比較してから決める。
これが、山側スタンダードツインに実際に1泊した私の結論です。
